Newsletter #07 世界をより近くに感じるための “SDGs”

著者:Atsu

Newsletter #07 世界をより近くに感じるための “SDGs”

あなたが実現したい「幸せな世界」とは?

 世界各国から集まる留学生(GEPメンバー)と一緒に活動するGlobal Villageでは、世界中の仲間と一緒に「どのような未来を実現したいのか?」をテーマに活動に取り組むことがあります。 仮に、「実現したい未来」を「世界中の誰もが幸せと感じる世界」と定義づけると、日本で生活をする私たちにはわからないことがたくさんあることに気づかされます。そのような場面で世界を広い視野で眺め、様々な視点で世界中の人々の生活に思いをはせる一つの手段としてSDGs(エスディージーズ)の枠組みを活用します。  

SDGsとは(序文抜粋)
The Sustainable Development Goals (SDGs), otherwise known as the Global Goals, are a universal call to action to end poverty, protect the planet and ensure that all people enjoy peace and prosperity. 持続可能な開発目標(SDGs)、通称「グローバル・ゴールズ」は、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけています。

国連開発計画(UNDP). (2018). 持続可能な開発目標. [online] Available at: http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sustainable-development-goals.html [Accessed 6 Jun. 2018].

 

画像の向こうの人々、出来事とその背景

 神奈川県の高校1年生が新入生合宿で三日間、世界が抱える課題を論理的手法で考えるプログラムに参加しました。グループ毎に17枚の写真から1枚を選択し、 その画像が抱える背景(モノ・コト)とそのつながりをマインドマップを使って明らかにしていきます。 手がかりは画像が映し出す世界の様子と事前に学んだSDGsで定義づけられた17のゴール、そして私たちと異なる背景を持った留学生リーダー達からのリアルな情報や意見です。  選択した課題を中心に置き、その背景を留学生と一緒に確認し、 それぞれを関連づけて線でつないでいくことで、選択した画像が抱える様々な背景が明らかになり、輻輳した課題群に辿りつきます。

世界(=そこで暮らす人たち)が抱える課題

プログラムの中では、マインドマップで考えたことや、事前に学んできたことを踏まえ、留学生の母国が抱える課題や取り組みについてインタビューを行いました。本でもネットでもなく、「人」を通じて「解決すべき課題」に触れ、目の前の人の実生活に基づく課題感をもとに、解決ための仮説を立てて発表します。 その人が実際に体験したストーリーは参加生徒の興味を惹きつけます。活動が終わった後に「もっと知りたい・・・」と、留学生に質問を投げかける様子が印象的でした。 今回は参加生徒が課題に対して思考を重ね、解決策を仮説として提示しましたが、「世界地図が描かれた模造紙に留学生の母国の課題と取り組みをまとめ、共有する」など、様々な事例にふれるステップを入れることで、「自分達ができること」をより具体的に考えるきっかけとなります。

世界の変化の主体者になるために

-プログラム参加者のコメント- 【日本と世界の違いについて、たくさんのことを学べた。そのたくさんの違いを知りたいと思った。】 今回のプログラムでは今後、探究をしていくための手法の体験、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の生徒としてはじまる学び=キャリアの第一歩に位置づけ、課題発見のサポートとしてSDGsのフレームを活用しました。 LbE Japanは、ミッションの「世界の人々との協働」を通じて、少しでも多くの参加者が世界の変化の主体者として、「明るい未来」に貢献していく姿を楽しみに、参加される皆さん(そしてGEPのリーダー達、我々自身)へのさらなる機会提供に向けて取り組んでいます。

***

※GVS=世界中から集まる留学生「GEPメンバー」との協働体験型学習プログラムです。 ※GEP=Global Education Project (GEP)は、LbE Japanのミッション「世界の人々との協働を通じて明るい未来を実現する」に共感した留学生のコミュニティです。

この度はGlobal Village Newsletter 第7号を手にとっていただき,誠にありがとうございました。 これからも、日々増え続けている「学びの場面」の事例をピックアップしてご紹介させていただきます。 (編集担当:松本 知)

***

著者について

Atsu administrator

コメントを残す